プロバンス記 その5

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南仏滞在3日目は移動日でした。
サン=テイレール=ドジアンを出発してリル=シュル=ラ=ソルギュ、フォンテーヌ=ドボークリューズを経てゴルドに至る約80kmの道のりのです。

まずはグーグルマップのナビに案内されるがままに最初の目的地であるリル=シュル=ラ=ソルギュに向かいます。
天気は曇りときどき晴れ。
異国で慣れない左ハンドルのマニュアル車の運転でしたから雨にならずに幸いでした。
写真は私が借りたシトロエンの5速マニュアル車です。
ミニSUVのカテゴリーかと思います。
ディーゼルエンジン搭載ですが気持ちいいほどサクサク走ります。
私の不慣れなギアチェンジに壊れもせずよく走ってくれました。

ここでフランスの道路事情なんぞをお話しするのも一興かと思います。
フランス全土を知るわけではないので、あくまで私が知りえた情報と感じたことをお伝えするものではありますが。。。
道は基本的に真っ直ぐです。
信号は大きな街中にしかなく、街や村をつなぐ道路では皆無です。
交差点はロータリーを使います。
ほとんどの道路にはガードレールも照明設備もありません。
ついでに看板なるものもほとんど見かけないので景観はとても美しく保たれています。

制限速度はわりと速くて
料金を支払う高速道路 130km/h
中央分離帯のある一般道 110km/h
中央線のある一般道 90km/h
中央線のない一般道  70km/h
が基本です。

近くの道路で考えると
東名高速道路で130km/h
保土ヶ谷バイパスや環状2号線が110km/h
水道道が90km/h
妙蓮寺駅前の旧綱島街道が70km/h
となります。

カーブなどで上記よりも制限速度を抑える必要がある場合にだけ、より遅い制限速度の標識がありあす。
だから標識がなくても道路の形状を見れば制限速度がすぐにわかります!
そして、車を運転するのがとても楽しい!
なので、かの国のドライバーはみんなハンドルを手にしたとたんに老若男女みんな自分をアラン・プロストだと思ってしまうようで、ものすごいスピードでガンガン運転します。
中央線のない田舎道をすれ違うときなどドアミラーをふっとばされてしまうんじゃないかと(いやいや、ともすればぶつかるんじゃないかと)冷や汗ものです。
だって70km/hの制限速度ですれ違うと相対速度は140kmにもなるんですよ!
しかも誰も彼もほとんど減速しないんです。
私は怖いので減速しますが、すると後ろを走っている減速しない車がやたら近づいて「おいおい!何やってんだよ!」って感じになってるのがバックミラー越しに伝わってきます。
スリル満点です!
しかも、信号がないので交差点での信号待ちで小休止なんてことはできません。
自ら車を止めない限りずっと運転し続けることになるんです。

“DRIVING SPORT”

ここプロバンスでの車の運転は移動のための退屈な手段ではなくスリルと爽快感を伴うスポーツでした!

 

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