プロバンス記 その8

gord1こんにちは。zonoです。
今回のプロバンス記ではゴルドをご紹介したいと思います。
フォンテーヌ・ド・ボークリューズから車で約30分。
オリーブやブドウの木々の緑が丘陵に沿って波打つプロバンスの美しい風景を左右に見ながら、糸杉のはっとするほど濃い緑のコントラストを楽しんでいると道は次第に上り坂に変わります。
相変わらず信号機もガードレールもない道は、その辺りになると左右に手入れの行き届いたはちみつ色の石組みの壁が続く瀟洒な別荘地に変わってきました。
真っ直ぐだった道路は左右にカーブしながら上り坂は急になっていきます。
そして、運転していた車の右側の石壁が突然に途切れて遠景が見えたとき、私の視界にゴルドが入ってきました。

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こんな時代の旅ですから事前にwebやガイドブックで私はこの美しい村の姿を何回も見たはずでした。
それでも実際に自分の目ではじめて見たとき、まるで古い無声映画のフィルムをスローで再生している映像を見ているような感覚になりました。
リュベロンの中で年間に訪れる観光客が最も多いというのも頷ける美しい佇まいの村は、静かに私を迎え入れてくれました。
岩だらけのカラヴォン谷の頂上にリュベロン山地と向かい合う形で作られたこの鷹の巣村は、別名「天空の城」と呼ばれていてフランスで最も美しい村にも選ばれています。
そして、ゴルドは今回の旅で私にとって最も印象深い宿泊になったのですが、そのお話しはまた次回に。

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